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餓島式イヤホン [PCオーディオ]

一昨日は頭痛。
昨日は届いたMDR-EX90SLのレビューをしようと思ったのだけども、
中途半端な時間に届いた上に、
いや、ビックリしたよ、
期待に胸をふくらませて試聴してみたらスカスカのへぼい音だったんだもの。
うわー…こりゃ失敗したか?と思いつつ聴いてたら、
2~3曲目あたりから音が変わりだしたので、
落ち着いて丸一日エージングしてから改めて聴くことにしたのです。

あ、エージングってね。
オーディオ業界でまことしやかに語られる都市伝説のひとつ。
オーディオ伝説か。
音響機器(ケーブル類も含む)はある程度使い込まないと真価が発揮できないという。
そのためにしばらく音を流し続けたり、通電させておいたりする行為を言うんだね。
科学的根拠には激しく乏しい、まさに眉唾もいいところの話なんだけど、
でも確かに新品と、使い込んだ品は音が違うんだよなぁ不思議だなぁ。
一説には聴く人の耳がエージングされているとも言われている。
そうかもしれない。

なにはともあれ、オーディオ機器を買った時の神聖な儀式としてエージングを行い、
丸一日が経過したわけだ。
クラシックからメタルまで延々流し続けましたよ。

一応、試聴環境をおさらいしとこうか。

■PCオーディオシステム。
JapanValue PH-35BH Pro(5インチベイHDDケース)
電磁波対策を施したHDDにAPE・TTA等の可逆圧縮でCDを保存、
Roland CUSB-M1(USBケーブル)
CEC DA53(DAコンバータ)につなぎDA変換、
ACROLINK 6N-A2050Ⅱ(RCAケーブル)を経由して
MARANTZ PM6001(アンプ)へ。
Cardas CROSSLINKSP1S(スピーカーケーブル)で、
audio pro BLACKPEARL V2(スピーカー)バイワイヤリング接続
audio-technica AT6099(インシュレータ)
OYAIDE SPYT(Yラグ)
DENON DP-300F(レコードプレイヤー)
■電源周り。
OYAIDE WPC-XXX(コンセント&ベース)
audio-technica AT-PT1000&AT-PC1000(タップ&電源ケーブル)
OYAIDE TUNAMI GPX(アンプ電源ケーブル)
■その他。
アンプ&DAC用とスピーカー用に御影石の特注オーディオボード。
SONEX SPF1 BLACK(吸音材)で天井全面。
ノーブランド吸音材でスピーカー周りの調整。
室内の全機器の電源ケーブルにフェライトコア2個ずつ、
パソコン内部の各配線にもしつこくフェライトコア、
さらにDACにつなぐUSBケーブルは全面みっちりフェライトコア。
ノイズ源であるエアコン用の電源は別系統で引いた。

お。綺麗にまとまった。
これからはこれをコピペして使おう。

見る人が見れば、見事に入門用で固めてあるのがわかると思う。
1つのパーツだけで10万円を越えないから!
ま、いわゆるハイエンドオーディオ・ピュアオーディオには遠いものの、
一通り満遍なく手を入れてあるので悪くない音がする。
ええ、PCベースのオーディオなら十分ではないかと。
なおかつ、アニソン中心のオレなら十二分ではないかと。

ああぁっと!
ここまで書いたところで時間が…
ちょこっとミニジャック=標準プラグの変換プラグ買ってきます。

…イヤホンのレビューに辿り着けるのかっ!?
できれば買ってきてすぐ!
できなくても今晩!


オレは玄人ではないのさ、わかってるとも。 [PCオーディオ]

PCオーディオの回。

スピーカー・アンプ・DACを新調、
さらにはCDを可逆圧縮でHDD保存。

…と、かなり理想の環境に近づいた我がPCオーディオであるが、
こともあろうか、CD可逆圧縮保存専用HDDは素っ裸だった。

裸HDDをSATA-USB変換して接続していたのだ。
PC内に既にHDDマウントできる場所が無かったのが第一理由ではあるが、
ノイズの渦巻くPCケース内に置くより、離れたところにHDDを置いた方が良いかとも思ったのだ。

しかし、裸のままHDDを置いておくのは見栄えも悪いし精神衛生上も宜しくない。

そこで5インチベイにHDDをマウントする方法を探っていたのだが、
今回目をつけたのはコレ、

PH-35BH Pro

ただの5インチベイ用HDDボックスは多数存在するが、
これは
防振/冷却/静穏/電磁波対策
特に要注目なのは最後の電磁波対策

オーディオの世界ではノイズとされる電磁波対策は極めてメジャーだが、
PC自作の世界ではいまいちメジャーとは言えないポジションに甘んじている。

おそらく、冷却静音に比べて、費用対効果が解りづらいからかと思う。

電磁波を抑制することによってPCの全体性能はUPするものの、
極めて体感は難しい範囲内での事だからだ。

多分キリキリにオーバークロックかますくらいの限界バトルでないと差は出ないかもしれない

まぁそれは良いとして、PCオーディオだ。
電磁波対策は気を配っておきたい。

なにしろ、そのうち電磁波対策のために電源も買い換えようという意気込みだし…
…でも高いんだよなぁ…ER-2750B…4万円…。
でも内部ケーブルに対する電磁波対策に止まらず、
コンセントから電源までのケーブルにまで入念な電磁波対策が施されてるのが魅力。

ま、先の話は置いておいて、まずはHDDだ。

 

うむ。
ずっしり重く分厚いアルミが良い質感だ。

作業自体は極めて簡単で、ケース取り付けまでスムーズに進んだ。

が、問題はこれからだった。

実はマザーボード上のSATAコネクタは全使用済み。
それは既にわかっていた事だから、PCIにSATAを増設するつもりで
玄人志向製のRAIDボードを同時注文していたのだが…

ボードは動作しているものの、HDDが認識されない。

え?もしかしてRAIDを組まないと使用不能?
単独でのHDD使用は想定の範囲外?

そもそもボードのBIOSにも入れないし、
調べたら調べたで厄介事も増えそうだったので即切り。

新しくRAID機能無しのラトック製SATA増設ボードを注文。

そっちを挿したら難なくHDDは認識され、事なきを得る。

素人は玄人志向を買うなって事だよね、ハイ。

……

さて、このRAIDボードどうしよう?


マジハマリコスメランキングは関係ない [PCオーディオ]

実はブログをサボってる最中、
インテグレーテッドアンプ電源ケーブル
ノーマルからOYAIDE TUNAMI GPXに換えてみたり、
アンプの下に20kgの石板を敷いてみたりしていた。

TUNAMI GPX
アンプ同梱のノーマルケーブルの三倍太い
そして音の変化としても、低音が太くなった。
強くなったのではなくて太くなった…としか言いようがない。
オレのオーディオ修飾言語不足を差し引いても。
…ん~、いや、やっぱり表現力不足か。

さてさて。
http://blog.so-net.ne.jp/Tal-0/2006-07-25
にてオレのパソコンオーディオ環境はゴッソリと更新された。
…うむ、まさに身の丈を超える装備で日々幸せ生活なわけだが、
実はひとつだけ旧式装備が手付かずで残っていたのだ。

それはなにか?

もったいぶるまでもない。
DACだ。

マジハマリコスメランキングのはDHC

DAC
DAコンバーター
いわゆるひとつのデジタル信号をアナログ信号に変換する装置
現在流通している音楽は軒並みデジタル信号である。
CDにしても、ネット音楽配信にしても。
よって、そのデジタル信号を元に原音を復元するDACは、
音楽再生の根幹といってもいい。

パソコンには音声出力端子が標準で付いているが、
マザーボード上で適当なチップで適当にDA変換した音はハッキリ言ってショボい。

リッチなサウンドカードを増設するのも良いが、
パソコン内部の猛烈なノイズ乱流を考えると今ひとつ乗り気がしない。

よって、長い事USBオーディオデバイスONKYO SE-U55Xを使ってきた。
USBでデジタル信号をパソコンの外に出し、スピーカーの側でDA変換する。
同じ距離を移動させるなら、デジタル信号の状態で移動する距離を長くした方が、
いくらかマシだろうという考えだ。
アナログ信号経路をノイズに曝すのは忍びない。

ここ最近のオーディオ旋風の中、DACだけ放っておいたのには理由がある。

そもそも…本当にオーディオに凝る人はパソコンなんかを再生機にしたりしない
そりゃそうだ、パソコンなんかノイズの嵐、ピュアオーディオのピの字も語れない。

だから、USB接続のピュアオーディオ用DACなんか存在しない。
そうずっと思っていたから、DACを新規更新することなぞまったく頭になかった。

んがっ!…見つけちゃったんだよね、なんの因果か。

CEC DA53

 →逸品館レビュー

あちゃー。
上記レビュー以外でも結構評判が良い。

んでっ!…買った!約90000円の品を66000円で!

いや、だって最後に残ったアキレス腱だったんだもの、DAC
そんなあたいを笑うがいいさ。

ついでに、
Roland CUSB-M1
AUDIO-TECHNICA ATL-8315 ×2
を購入。
前者はオーディオ用USBケーブル、後者はXLR端子RCA端子に変換して接続するケーブル。

…ちょっと外れるが、このXLR端子(キャノンプラグ)、オレはまったく馴染みが無かった。
どうも音楽関係の業務用機器ではメジャーなようだが、
あいにくとそんなものとは縁が無かったので正直まいる。
アンプへはRCA同士で接続するから無関係なのだが、
部屋のメインオーディオの方にも同時に接続したかったので、
やむなくXLR端子を使用しなければならなくなった。
(いまやメインよりPCオーディオの方がゴージャスな音を出すが…)

まぁその辺は置いておいて、さっそくパソコンとつないで音を出す。
エージングなんて待ってられないからね…

………
……

うぉえぁぁぉおおっ!!?

一瞬、何が何やら解らない。
耳を疑う以前に、自分の耳が陥っている状況をまったく把握できなくなる。

全音域がハッチャケている。
彩度が突き抜けた世界に叩き落とされたよう。
頭がグルグルする。

目眩を感じながら、少し落ちついてみる。
どうも、あまりに変化した要素が多岐にわたったため、耳が混乱したらしい。
今まで、壁コンセントや電源タップ等、各種パーツをひとつひとつアップデートした時は、
大概の場合、一要素が目立って変化した程度だった。
音の解像度だったり、低音の質・量だったり。

今回は、全ての要素が一律何レベルか上昇した。
それに耳が追いつかない。

強いて一番変化した要素を挙げるなら…高音域だろうか。

うん、よくわからん。
ただ…またドラムが魅力的になった。
設備更新するたびに薄々思っていたんだが、
バンド構成の中でドラムが一番変化していくようだ。
ドラムの音色の妙が濃く深く艶やかになっていく。
逆に言えば、おざなりな視聴環境だと、ドラムが蔑ろにされているということかな。
位置的な問題もあるかもしれない。
どうしても前に出る楽器の方が目立つから。
知らん知らん、オレはわからんよ。

あ~…ドラムソロとか延々と聞いていたいかも。

……

エージングが楽しみになったのは良いが、
実はとてつもない不安の種を同時に発見してしまった。

諸々試聴も一段落し、セッティングのために動かしたパソコン棚を元の位置に戻そうとした。

動かない。

…さっきも動きが悪かったが…?

うぉえぁぁぉおおっ!!?
棚のキャスター(車輪)が潰れてる!

なんたることだろう。
車輪二つが半分潰れかかってる。
確かにメタルラックそのものがそれなりの重量な上に、
バカでかいアンプだのスピーカーだの、さらには20kgを超える石板だの、
パソコン&周辺機器以外の余計なモノがたくさん乗っかってるからな…。

あわてて、今付いている簡易キャスターではなく、
業務用キャスター(耐荷重400kg)×4を発注する。

お願いだからそれが届くまで保ってくれ…ぷりーず。


男子の二言はバイワイヤリングと絡み合う [PCオーディオ]

オレのPCオーディオ環境

CDをWindowsMediaPlayer(WMP)で最高音質可変ビットレートWMA取り込み、
USBオーディオデバイスSE-U55Xを経由、
パワードスピーカーGX-D90(B)同軸デジタルで接続、音を鳴らしている。

これらにオーディオ用壁コンセントWPC-XXXと電源タップAT-PT1000AT-PC1000

さらには御影石のスピーカー台にインシュレーターAT6099

うむ、良い音だ。
なんの不満があろうか?
無い無い、不満なんかあろうハズもない。
そうだとも。
不可逆圧縮音源をメインに聴いているオレに、これ以上の環境が必要であろうハズがない。

そうだとも…

さかな氏 「無圧縮でHDDに取り込んだら?」

!!?

な、なにを言い出すんだ…この魚……!
今までの魚とはまったくの別タイプ…っ!

まぁヒラメがしゃべり出すわけもなく、
当ブログに時折出現する、コメンテーターさかな氏の何気ない一言だったわけだが。

はっはっは。
バカな事をおっしゃる。
確かに無圧縮音源なら、それを生かすオーディオ環境も欲しくなりますがね、
CD一枚無圧縮で取り込んだら650MBですよ?
10枚取り込んだら6.5GB100枚取り込んだら65GB……

……

…ありゃ?

そんなもんか?

このTB(テラバイト)時代
数十GBなぞ、たかだかと表現しても良い。
現在、一番リーズナブルなHDDは300GB1万円
300GB1個でCD約500枚。
いや実際シングルなんかは一枚650MBも使わない上、
APETTA等、可逆圧縮でディスクごと保存すれば1000枚以上も不可能では…

いかん。

実現可能とわかるとこの躯、押さえ切れん…!

うぉぉぉぉぉぉぉ!!!

ハイ!買ったぁ!

HDD 300GB 1個~♪ 約10000円

MARANTZ PM6001 インテグレーテッドアンプ 1個~♪ 定価47,250円

audio pro BLACKPEARL V2 ブックシェルフスピーカー 1組~♪ 定価71,400円

Cardas CROSSLINKSP1S スピーカーケーブル 2m~♪ 1m定価3,570円×2

ACROLINK 6N-A2050Ⅱ オーディオピンケーブル 0.6m×2本1組~♪ 定価8,925円

OYAIDE SPYT Yラグ4個セット 2個~♪ 定価3,990円×2

…計152,695円也…

おおおお!?

バカかオレはー!バカカオレハーーー!!

……

ゲロゲロ。
もちろん、定価で買った訳じゃないから、
実際にはこの三分の二くらいだけど。

それぞれ3件のサイトで、それぞれ違う日に発注したものの、
これも運命の悪戯か、何故か全品同じ日に届く事となった。

既に顔見知りとなってしまったクロネコヤマトお兄さんが戸惑いながらやって来た。

「あの…今日は荷物が5個あるんですけど…」

うむ、なんてことだ、全部クロネコヤマトで発送してきたか恐るべし。

箱を開ける。

まずはアンプだ!

…ってアンプでけーー!!
ビデオデッキの1.5倍はあるぞ。
素人丸出しだな、オレ。
…置く場所大丈夫かな…

なんかスピーカーケーブルつなぐ端子がメチャゴージャス
そしてでかい。

よーし次はスピーカーだ!

…ってスピーカーでけーー!!
いや、ちゃんとサイズはチェックして、置き場所に問題が無い事は確認済みだが…
実物を見るとちょっとビビるよね、やっぱり。

ん?…あ、あれ?
このスピーカー、バイワイヤリングに対応してる!?

バイワイヤリング:通常のスピーカーは+と-の二本のケーブルで接続するが、
           これを中高音と低音にわけて、計四本のケーブルで接続すること。
           当然、右と左で計八本ケーブルを使う事になる。
           回路を別にする事で何やらヨサゲな効果が生まれるらしい。

うーむ。
さらに悪戯は重なるか。
何の因果か、注文したスピーカーケーブルは4芯モノ、つまりバイワイヤリング用なのだ。
バイワイヤリング用でもシングル接続可能なので購入したのだが…。

これは天がオレにバイワイヤリングしろと言ってるに違いない!

イエッサー!

スピーカーケーブルの末端処理(Yラグ)を小一時間かけて行い、
いよいよ満を持して設置&接続!

うーわ、なんじゃこれ?

う~ん。
ちなみに液晶モニタは19インチ、決して小さいわけではありません。

スピーカーでかいな。
そしてその上のアンプもでかい。
年代物のスキャナが可愛く見えるじゃないか。

……

商品が届く前日、音源問題をなんとかしようとしていた。

CDを無圧縮、つまりWAVで取り込むのはいい。
問題はそれをスムーズに、手間レスで聴けるソフトだ。
いちいちCUE仮想ドライブに突っ込むのはめんどくさい。

散々マニアックな方向まで行って迷った挙げ句、
結局、既にインストールされていた
KbMedia Playerを使う事にした。

元々MIDIを再生する為に入れてあったのだが、
よくよく調べてみたら、APETTAを解凍することなく直接再生できる強者のようだ。
エクスプローラーライクなインターフェイスも、
ディスクをキチンとフォルダ整理しておけば使いやすかろう。

何はともあれ、これで2~3クリックで聴きたいCDがすぐ楽しめる環境が出来た訳だ。
もちろんMP3のように劣化した音ではなく、オリジナルの音質でだ。

…手持ちのCDを一枚一枚PCに取り込んでいく手間は残ってるがな…

……

ソフトウェアOK!ハードウェアOK!

恐る恐る、アンプの電源を入れる。
保護回路が作動しプロテクトインジケータが光を放つ。
数秒後、静かにその光は沈む。
ボリュームを少し上げ、流れ出した音にオレは息を少し漏らし止める。

手を伸ばせば、脈打つ喉に、震える弦に、音吐く管に、触れられるのではないか。
その錯覚が恍惚へと変化し、噎ぶ心を鎮めることが出来ない。

…と意味不明な事をブツブツ呟きたくなるそんな衝撃。
音の解像度が桁違い。
それは今まで2万円のアンプ内蔵スピーカーでやってきたことを、
7万円のスピーカーと5万円のアンプでやってるわけだから当然なのだけども。

とはいえ、これだってピュアオーディオの世界から言えばエントリーもエントリー、
「このヲタクの末裔が…『我が…ピュアオーディオの世界に…』入門してくるとは……!」
DIO様が驚愕するほどの入り口段階。

こちらとしてもパンチ一発程度の一瞬だけ、その世界を垣間見ただけですが。

テレビも、現行放送画質で十分じゃーん?と思ってても、
一度フルHDを体験してしまうと、
今までどんなに汚いチマチマした映像を見ていたか思い知らされる。

そんな感じですかね。

いまだに、起き抜けに聴く一曲目の音の出だしは幸せに震える。

…と、同時に残念な結果もある。
この高解像度なオーディオ環境は、生の楽器で収録された曲を聴く時に楽しみが最大になる。
マイクが拾うささやかな音すら、場の再現の一助になる。
ジャズクラシックファンがハイエンドに走る気持ちも少し理解できた。
きっと、高みに登るほど、目の前で演奏されている感が強まるのだろう。

一方、オレの主戦場、アニソン・ゲーソンは基本的に打ち込み(架空の楽器演奏)が多い。
たま~に生録したりすると、それがその曲の売りになったりすることからもよくわかる。
もちろん、最近の打ち込みに使用される音源の向上っぷりは、
秋山浩司氏のおかげで聴き知ってるし、
一流の打ち込み師の楽曲ならオレのような素人耳には聞き分け不能だろう。

…それでも、やっぱり、生録に比べると奥行き感が不利になる…感じがする。

今まで楽しく聴いていたアニソンが、
少し薄っぺらく感じるようになったのは、
まさに幸福が呼んだ一抹の不幸と言えるのではなかろうか。


マニアに届かない一つの趣向 [PCオーディオ]


オレはオーディオマニアではない。

いきなり否定から入る冒頭というのもネガティブでユカイだが、
これは非常に正直な自己認識である。

そもそも、オーディオに限らず、“マニア”と呼ばれる神域に到達できる人を心から尊敬している。

それが何であれだ。
例え世間一般からは高尚なモノと認められない事象であれ、
他人の追随を許さない極みに登るには並々ならぬ情熱と執着が必要だからだ。

さて、オレ。
興味を持ったモノには結構手間ひまお金をかける方かもしれない。
ある程度勉強もするし、自分が納得するレベルに達するまでは妥協はしない。
しかし…オレの根本的な欠陥でもあり弱点でもあるのだが、
自分の設定した到達点に達してしまうと、あっという間に興味を失ってしまう。
その上の目標を設定する気力が沸かない。
あっさり満足してしまうのだ。

その中に、オーディオがある。

オーディオマニアと言えば、数あるマニアの中でも筋金入りの金食い虫であることで知られている。
機器を接続するケーブル一本がウン十万、ウン百万円の世界だ。
おまけに、その成果はハッキリと数字で表せるものではないのでタチが悪い。
そう、音楽を聴いて感じるキモチイイ・キモチワルイは本人の“気のせい”だからだ。

今年、ちょっとしたキッカケでオーディオにお金をかけはじめたオレは、
今に至るまでに20万オーバーの金を消費した。

天井にスタジオ用吸音材を貼り付け、
ドアに防音材を打ち付け、
御影石のスピーカーボードをオーダーメイドし、
インシュレーターをかまし、
スピーカーケーブルを換え、
オーディオ用電源タップとコンセントをつなぐ電源ケーブルをそれぞれ買った。

そして今日、とうとうオーディオ用壁コンセント(WPC-XXX)が届いた。

http://www.oyaide.com/audio/audio_products_files/swo-xxx.htm

http://www.oyaide.com/audio/audio_products_files/wpc-xxx.htm

……

さて、オーディオなんかさしたる興味もない人には、なぜオーディオ用コンセントなんてものが存在するのか疑問だろう。
オレも疑問だ。

いや、疑問だった。

ずっと以前から、コンセントの接地側が音に影響を及ぼすという話は知っていた。
コンセントをよく見ると、左の穴がやや長いことに気付くと思う。
この左の穴が接地側で、オーディオ機器、それこそ電気屋で売ってるミニコンポなんかも、
電源ケーブルにはどちらを接地側に挿すか印がついているハズだ。

ミニコンポの説明書にも、かなり後の方に電源プラグの話が書いてあるはず。

しかし、所詮電気という考えは捨てきれない。
ようは機械が動作すればいいんだろ?とさして気にもしてなかった。

そう、オーディオ用電源タップ&ケーブルを買うまでは。

数ヶ月前、半信半疑のまま、
電源タップ16000円(AT-PT1000)+ケーブル10000円(AT-PC1000)を購入したオレは、
実際に接続して愕然と、そして呆然とした。

まるで音が違う!

もはや一つ次元を超えたと言ってもいい。
スピーカーケーブルを換えた時は、音が横方向に豊かになった感触だったが、
電源タップ導入後は、音の奥行きが増した。
遠い音は手の届かないほど遠く、近い音はリスナーに肉薄するようになった。

オレが使っているコンポは、ハッキリ言って一般用(ONKYO FR-UN9 & UWA9[5.1ch])だ。
オーディオマニアなんかは視界にすら入らないであろう
、マルチプレイヤー。
そんな安物ミニコンポで、なおかつ素人耳でもハッキリと違いがわかる。

スピーカーケーブルやボード、インシュレーターの変更の時とは変化の度合いが違う。

今となってはオレは断言できる。
オーディオ環境に不満を持ったら、まず電源周りをグレードアップしなさい!
その上でアンプやらプレーヤーやらスピーカーを良いモノにしなさい!

このように大規模な宗旨替えを余儀なくされたオレは、数ヶ月越しに新たな電源グレードアップを思いついた訳だ。
それが、今回のオーディオ用壁コンセント

さっそくコンセントの交換作業に入る。
既存のコンセントを取り外し、ベースを取り付け、コンセント裏に電気コードを差し込むまではスムーズに行った。
しかし、ここで思わぬ障害にぶち当たる。

カーボントッププレートが、凄く精密な精度で作られているおかげで、
コンセントのネジを締めた時の僅かな移動で、とたんにプレートがはまらなくなる。

仕方ないのでコンセントのネジ計四本を一本ずつ、半回転締めてはトッププレートを一回はめて確認、
再度プレートを外して半回転締める…という作業を繰り返すことになった。

無事に取り付けを終了し、エージングを兼ねて試聴してみる。

(エージングというのはオーディオ用オカルト用語。
音響機器にしばらく通電・音だしさせて温めると音が良くなるというホントかウソかわからない行為・事象の事。
場合によってはエージングに数年かかる例もあるらしく、もはや正気の沙汰とは思えない)

キチンとスピーカーの前に座して聞いてみる。

ん?こんなもんか?
ちょっと拍子抜けする。
なんかあんまり変わってないような気がするなぁ。
やっぱり暖まらないとあかんのかな…
そんな事を思いながら、その場を離れすぐそばのパソコンデスクに向かう。
もちろん、曲は流しっぱなしだったわけだが………

んん?

しばらくしてから、オレはギョッとしてオーディオに振り返る。
実はこの記事を書きながら、何度振り返ったかわからない。
聞き慣れたアルバムがエンドレスで流れているのだが、
今まであり得なかった濃厚な音が湧くたび、オレをギョッとさせるのだ。

音が変化してきている!?

一番わかりやすい顕著な変化を挙げるならば、
低音の変化だろうか。
いままで出ていた低音はどうしても人工的な匂いがした。
どこか造られたような…そんな音だった。
今は違う。
そのなだらかに響く低音は、木材なら木材の狭間を反響し震わせ鳴っている…そう思わせる。

………
……

うーわ!なんだ?この言いざま。
てめーオーディオマニア気取りか!
どーせアニソンしか聴かねーくせに!!!

と言うわけで…
終了ーーーーー!

もう十分です。
オレの耳のレベルを超えた音が出てますので。
水樹奈々だろうが、田村ゆかりだろうが、平野綾だろうが、どんと来いです。
ミ・ミ・ミラクル!ミックルンルン!

ここ半年にわたってはまり気味だったオーディオ趣向も今日で終わり。
普通のヌルヲタに戻ります。

あ~…いい音いい音。


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